黒酢に含まれている成分は、ダイエット効果があるということで人気になっています。
黒酢と言えばアミノ酸の含有量が高いことで有名ですが、 このアミノ酸にはアルギニンやリジン、グルタミンなどの成分が含まれています。
これらの成分は、成長ホルモンを刺激して、 体脂肪を分解して血液中に遊離脂肪酸として排出する働きがあります。
体脂肪が遊離脂肪酸になると、肝臓や筋肉運動によって燃焼されやすくなります。
ですから、脂肪によって太っている方は、 黒酢を飲むことによって体脂肪を減らすことが出来て、ダイエットに繋がるのです。
さらに、アミノ酸に含まれるヒスチジンも、 血液中に体脂肪を排出してくれる効果があります。
また、血液中の体脂肪を運んでくれるのがカルニチンという成分ですが、 これも黒酢に含まれる成分から作り出されます。
脂肪分を運ぶ環境が整ったら、 アミノ酸に含まれるアルギニンが血管を拡げて血行促進をしてくれます。
これによって、血液中に排出された脂肪がスムーズに運ばれて、 効率よく脂肪燃焼をすることが出来るのです。
黒酢に含まれる成分には、酢酸というものもあります。
この酢酸には、肝臓が脂肪を吸収するのを防いでくれる働きがあります。
だから、内臓脂肪によるメタボリックシンドロームの改善にも効果が期待出来ます。
つまり、黒酢のダイエット効果というのは、脂肪の吸収を防いで、 さらに脂肪を燃焼するというもので、健康維持にも役立っているのです。